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ベンチレーターはあれば最高のもの

ベンチレーターはキャンピングカーにとっては、伝家の宝刀のようなもの。車の中が熱くなったら、スイッチオン。たちまち熱気が車外に出ていきます。昔のキャンピングカーは、ただプロペラがついていたような簡易なものでしたが、現在は、プロペラ形状も静かなものになり、効率よく車内の空気、風を動かします。センサーにより一定温度以上になれば作動するものやリモコンで作動するもの、どんどん新しいベンチレーターが生まれています。スタイルも流線型になり、つけていることが誇らしいと思わせるものになってきました。

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キャブコンでも、ハイエースでも、熱気を排出したり、外気が涼しい場合は、空気を取り入れるようにもでき、キャンピングカーにとって、これだけ室内空間の快適性を大きく変化させる道具はないと思います。雨の日に車内でどうしてもコンロを使用しなければならない時は、単純に換気をしてくれ、ベンチレーターは家庭で言えば、ある時はエアコン、ある時は扇風機、そしてある時はシーリングファン、そして換気扇と、一台で何役もこなします。

ぜひ、キャンピングカーの新車購入を検討している方は、つけておくべきアイテムといえるでしょう。

 ベンチレーターはとても傷む



しかし、そんなベンチレーターは無敵ではありません。実はベンチレーターはキャンピングカーの部品の中で、最も傷みやすいものです。そういいきっても過言ではありません。当然ですね。なぜなら、風雨に晒され、時として100キロのスピードをまともに受けるからです。そして暑い夏は紫外線、冬は雪と、これほどまでに過酷な状況におかれる装備も少ないでしょう。

ですから、我々がキャンピングカーを買取ると、かなりの確率で故障している場合があります。ゆえに、インターネットでパーツ販売、キャンピングカー雑誌では、交換方法の特集を組んだりするのです。ですから、伝家の宝刀なのですが、けっこう刃が折れてしまうのです。

当店は買取専門店ですから、いっさいメンテナンスを業としておこなっておりません。キャンピングカー雑誌などで、ベンチレーターの取替をすすめている記事がたくさんでています。ただし我々建築の資格がある立場からそういった記事を読むと、雨漏れ対策の工程、脱脂という工程を無視して、取り付け方法を解説している記事がほとんどなのです。ですから最近まで、取替方法をこのページで解説していました。しかし、現在は削除させていただきました。一般の方が足場を組まず、屋根上の工事をされて、転落してお怪我をされてはいけませんからね。そういった理由で記事は削除しています。

交換は、できる限りプロのキャンピングカーショップでおこなってもらってください。足場がない状況では、ハイエースなどでは屋根が簡単に凹みますし、キャブコンなどは転落事故も起きますので、一般の方におすすめる作業ではありません。

我々プロは、しっかりした足場を組みます。足場がない状態での施工は、たいへん危険です。屋根から落ちてもいけませんから、傷んだ場合、故障した場合は専門の業者さんに依頼してください。

取替は、一般の方は避けたほうが良いですが、ワンポイントアドバイスとしましては、できましたら、半年に一度は掃除機でベンチレーターの網部分をお掃除をされておくと、健康的に良いと思います。外からも中からも両方向からの花粉や埃がたくさん網部分に溜まっているはずです。

空気清浄機のフィルターのような役目をベンチレーターの網部分が受け持っています。ぜひ、定期的に掃除機でお掃除をされてください。気持ちの良い風が通ると思います。


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キャンピングカーライターさんへお願い

昨今、キャンピングライターさんがばれないと思われるのでしょうか、著作権侵害、つまりパクリをおこなわれます。大変残念ですが、個人、企業さん二名を刑事告訴させて頂き、書類送検をさせて頂きました。

さまざまな記事は私たちの経験から書かせていただいておるもので、警察対応では、ばれないと思った、そう言われます。無断転載、無断引用は重大な犯罪になります。著作権の侵害はおこなわないようにしてください。







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