ポップアップテントを傷めない
キャンピングカーの買取専門店は、ポップアップタイプのキャンピングカーを買取させていただくことがあります。
車内で立てることができ、夏場の風通しもよい、ポップアップタイプのキャンピングカーは人気があります。またキャンピングカーの中では、異色の存在でもあります。普段はキャンピングカーとわからないが、逆にキャンプ状態では、非常に目立つ、存在価値の落差がとても大きい車種なのです。
ですから、市場価値は非常に高いです。特に「よい状態」のポップアップ車は高値で取引がされます。なら、「よい状態」とは、何かというと、ご説明いたしましょう。
当然、ポップアップ部分の状態が良いことが望まれます。テントが切れていない、汚れていない、網戸なども破れていない、そういった状態です。ですが、買取をおこなうとき、何割かでテントが良い状態ではなく、悪い状態のものがあります。私たちキャンパーハウスで張り替えをおこなって再販するケースはけっして珍しくありません。特にウェストファリアのような古い車は、使い方というより、経年変化で傷んでいるケースも多いからです。
なぜ ポップアップ テントは傷むのか
なぜ、テントは傷むのか、というと。それはテントをポップダウンするときに、生地を挟み込んでしまうからです。アップするときは、ただあげるだけのことなのですが、たたむときは、いろいろトラブルが起きやすくなります。例えば、テントを挟んだまま気づかずに走行してしまう、そんなときに雨が降って汚れてしまう。また挟んだことで網戸が破れてしまう。挟んだことでシリンダー部分の油が付着する、車体の汚れも付着して染みこんでいく。そういったことでテントはどんどん傷んでいきます。
なら、テントを傷めない方法があるのかというと、「あるよ」。HEROのバーテンではありませんが、買取屋の立場からはっきり「ある」と、お伝えします。実は買取をするときに、テントの善し悪しの確認をするときに、売り主のお客様が、私たちがこういったダウン方法をとると、非常に驚かれます。そういった方法でテントを大切にできたんですねと。
気密性を高めて閉めること
テントをポップダウンするときは、ドアや窓をすべて閉めておいて下げるようにすることです。そうすることで気密性が高まり、いっきにテントが下がることがありません。いっきに下がらないことで、挟み込みは少なくなります。また、破れることもないでしょう。気密性が高いことでゆっくりダウンしまりますから、テントをゆくっり綺麗に折りたたみながら格納もできます。また頭をぶつけることも、指を挟んだりする事故もないでしょう。
購入するときに、意外にメーカーから聞いていなかったといわれます。ぜひポップアップタイプのキャンピングカーを購入された方、これから購入する方は、心がけてみてください。効率よく安全に、そして綺麗に格納できます。
ここを掃除する
また、テントを綺麗にしておくには、隠れているボディー部分を綺麗にしておくことです。こういった格納部分の掃除がなされていると、万が一、テント生地を挟み込んでしまってもテント生地が汚れずにすみます。
意外に外装が綺麗なお車でも、ここの部分は真っ黒という車が多いのです。上記の写真は、当店で清掃後に撮った写真ですので、ビフォーアフターではないですが、この車も買取時は、非常にこれらの場所が汚れていました。ぜひ、こういった場所を綺麗にしてみてください。そうすることで、ポップアップテントは常に綺麗な状態で維持することができると思います。そして売るときは少しでも高く売ることができることになると思います。
ドアを閉めて気密を高めてゆっくり閉める、隠れた部分を綺麗にしておく、この2点を心がけてみてください。
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