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良質な中古キャンピングカーの選び方 

How to choose a camper


ここでは、あくまでも中古のキャンピングカーの選び方を伝授しています。断っておきますが、新車ではありません。

そして結論を先に書けば、使用年数が経過していない、また距離数が少ない、これが中古車を選ぶときの絶対的な結論です。当店がキャンピングカーを買取するときも、現実に年数と距離でキャンピングカーは買取価格が大きく変わります。でも、「それをいっちゃーおしまい」でしょう。ここで記事は終了となりますからね。それと、年式が新しく、距離が短いものは値段も高くなり、手が出ない、そう思われる方も多いでしょう。

ですから今回は、新車も除き、年数が経っていても、距離を走っていても良質な中古キャンピングカーを選ぶ方法、それをお伝えする、そう考えてください。



実は2016年から、この記事は掲載しておりました。しかし残念ですがこのページの内容を盗作して利用した法人があったことで、度が過ぎたため、今回は刑事告訴、書類送検をさせて頂きました。それもあり、2023年内容を大きく変更いたしました。

もう一つ、以前の記事を覚えている方もいらっしゃるかもしれませんが、中古車を購入する際は、車検の時や点検時の履歴簿を見せてもらえ、どこまでメンテナンスがおこなわれているか「見ろ」、そういった記事の内容にしていました。また、できる事であればディーラーがメンテナンスをしていたほうがよい、そういった記事を書いていましたが、これもまた、2021年から2022年にかけて、全国のディーラーで不正車検がおこなわれていたことが報道されました。ですから、記録簿を信頼せよという内容が、まったく成立しなくなりました。そこで大きく記事を改変させて頂きました。

記録簿が信頼できないならどうしたら

多くの方は、中古のキャンピングカーを選ぶとき、室内が綺麗なのか、内部の設備が作動するのか、内部レイアウトがどうなのか、そういった美的観点から選ぶ方が多いでしょう。

ずばり、その選び方で良いと思います。「ご自分の感性」を大切にすればよいでしょう。我々がキャンピングカーを買取するときも、実はそうやって美的観点、見た目から買取価格を決めているといっても過言ではないからです。逆にそれしかないのです。見た目で、外装が年式に関わらず綺麗であれば、丁寧に乗っていた車だろうし、内装も年式からしてそれなりに綺麗であれば、煙草を吸っていなかったでしょうし、なんにしても想像しかできませんが、そのものの見た目、ご自分の感性で「よいか、悪いか」決めればよいと思います。我々プロも、そうなのですから。

      キャンパーハウス

高耐久のトラックがベースだから、長寿命の商用車がベースだから車体構造は気にしなくてよいのか、それを言われれば、そんなことはありません。トラックだろうが商用車だろうが、壊れる時はぶっこわれます。特にキャンピングカーの場合、横転事故が頻繁にあるように、車の中では大きな負荷がかかっている車種でもあります。現実、エンジン交換の車やミッション交換の車は、一万キロでも運が悪ければ、あります。じゃーそれを見抜ける方法を教えてほしいとなるでしょう。しかしハッキリ言ってなかなか見抜けないのです。

上記の写真のように買取時にキャンピングカーのエンジンオイルの色や量などをチェックするまではおこないません。もし行なったとしても、それでわかることはないでしょう。よほど古い車はオイルの質を見ますがね。ただ、買取の場合は、ある程度はお客様が正直に状態を教えてくださるので、ある意味、一般の方が車を買う時より、私たちは楽なのかもしれません。逆に、一般のお客さんが中古車販売店で買う場合、どうしてもいいことばかりの伝達で、騙されてしまうケースのほうが多いかもしれません。

ならどうしたら

我々買取業者は、どこのお店でもそうですが、車を動かして査定をおこないません。万が一事故などを起こしたらいけませんからね。ですから止まった状態で、車の査定をおこないます。

お客様も、中古車店に行って、買うか買わないか迷っている段階で、試乗させてくれとはなかなか言いにくいでしょう。結局、見て判断しなければならないと思います。一般の方が、車を買う時、外装の傷み具合、内装の傷み具合、汚れ具合、そういった見た目の判断しかできないと思います。しかし見た目だけでなく、もし、「試乗がいいですよ」って、言われたら、非常に「プラスポイント」だと思ってください。試乗させてくれるということは、自信の表れでもあるからです。また非常に良心的だと思います。距離が影響する中古車ですからね。

どんな風に乗っているか、誰もわからない


よくこんなことをうそぶく車屋がいます。うちのお客様で、とても丁寧な運転で、こういった方だから、間違いなく良い車だと。また当店が仕入れて直に売っているから安心ですよ。お客様もよく知っている人ですからと。

お客様の運転状態を知っていたら、まさにストーカーです(笑) 急ブレーキをかけたり、車に乗ると性格が急変し、荒っぽい運転になる方はたくさんいます。また車は発進時に一番負担がかかりますが、アクセルをぐっと踏むのか、ゆっくり踏む方なのか、そんなことがわかるはずすらありません。動いている時にリバースにいれる人もいます。重たいキャンピングカーは一発でアウトです。禁煙やペットを飼っていたかなども、悪質な業者なれば、灰皿を新品にしたり、徹底的に清掃をすればわからないようにもなるでしょう。見た目、見た目といっていますが、なかなか難しいのも現実です。それでも見た目やご自身の感性をフルに活かしてみることです。そう、五感の中で、嗅覚もフル活用してください。ペットの臭いや煙草の臭いも見抜けるかもしれません。

もっと、五感を働かせれるのであれば、エンジンをかけて、ご自分が今まで乗ってきた車と比較して、異音がないか、試乗がだめでも、止まっている状態でしか判断できなくても、ハンドルに異常な振動がないか、触感も活かしてください。マフラーの近くで変な臭いがしないか、見た目や嗅覚でご判断すればよいでしょう。とまっているときにエンジンをかけて過ごす時間が多い、キャンピングカーは、とまっている時のエンジン音の振動もある意味では大切なのです。事故車、多走行の車は別途解説します。

事故車の購入に関して
距離を走った車(多走行)の購入
屋根を見ればすべてがわかる

五感をフルに働かせる

最後の最後は、「車」は「見て」買うしかないのです。事故歴や修復歴もお店の人にしっかり確認し、カーセンサーやグーの評価を見せてもらうこと、評価表を見せてもらうこと、オークション仕入れなら評価表を見せてもらうこと、なにもかも見るべきです。そして購入してから第三者に見てもらうべきです

そこまで五感を働かせたら、後は運に任せるしかありませんね。「おいおい、キャンパーハウス、なんだかんだで最後は運なのか」、「車の良し悪しは最後は運なのか」そう、お怒りになると思いますが、最後の最後、自分がいいなあと思って、見た目や五感で良いと思ったなら、ご自分を信じて購入する、それでよいと思います。

私たちプロでも、買取してから急に壊れることもありますからね。

では、「運が悪い時」どうしたら良いのか、次回お話を致しましょう。

修理保険に入るべし


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キャンピングカーライターさんへお願い

昨今、キャンピングライターさんがばれないと思われるのでしょうか、著作権侵害、つまりパクリをおこなわれます。大変残念ですが、個人、法人さん二名を刑事告訴させて頂き、書類送検をさせて頂きました。

さまざまな記事は私たちの経験から書かせていただいておるもので、警察対応では、ばれないと思った、そう言われます。無断転載、無断引用は重たい犯罪行為です。







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